住宅会社の特徴は様々ですが、実際のところ得意不得意はあるとはいえ、本質的に技術面においては差があまりなくなってきている時代がきています。
プレカット技術といわれる目利きと腕が必要とされた木材加工も機械化に
伴う発展により安定した良品となっています。
住宅工事現場でおおがかりな加工作業をしている光景も見る機会が減ってきました。
細かい大工仕事については、大工さんによって違いますが概ね一昔前と比べると大工さんの腕への依存度は減ってきたように感じます。
住宅の品質は、建材資材の質の向上もあり、お客様には嬉しい時代となってきました。
もちろん、これからも技術は向上していくでしょうし注文住宅を建てる際にはより安心して家造りができることになるでしょう。
一方、価格帯はどうでしょうか。
低金利時代とはいえ、デフレ経済が続き豊かさという意味においては停滞しているといえるのではないでしょうか。
会社は生き残りや成長という命題のもと低価格で高品質の商品を目指していますが、どうしてもそこには、工夫という名のレトリックめいたものが存在するのも事実です。
本当に安くて良い家を目指すのであればこれからは、住宅会社のメーカーや工務店も本質的な追求が必要となってきます。
サーチライフは、様々なお客様と企業と関わってきましたが、本当の意味での企業努力をしている会社がでてきていると感じています。
会社が利益を追求することは、当然ではありますが｢良いものは高い｣という思い込みから｢安くできる知恵を出す｣という考え方にシフトしてきている会社もあります。
